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日経メディカル開発 製薬企業の企業イメージ・MR調査
武田薬品が企業イメージ、MR満足度とも1位に

 日経メディカル開発は8月6日、医師を対象にした「製薬企業のイメージ調査」、「製薬企業のMRに関する調査」、「医療用医薬品の認知・処方に関する調査」の結果を発表した。武田薬品工業が、イメージ調査、MR満足度ともに1位だった。各調査の実施期間は2010年の3月~5月。主な結果は以下の通り。

製薬企業の企業イメージ調査

 医師に対し、45社の製薬企業について「新製品開発に熱心」、「要望に迅速・柔軟に対応する」、「信頼性がある」、「優れた製品が多い」、「MR活動が熱心」、「将来性がある」、「ユニークな製品を持っている」、「役に立つ情報を提供する」、「世界に通用する企業である」という9つのイメージ項目に合致すると思うかを聞いた。9000人の医師に調査表を送付し、2030人から回答を得た(回収率22.6%)。

 9項目を合計したスコアのベスト10は表1の通り。武田薬品工業が3年連続でトップの座を堅持した。2位も昨年同様、ファイザー。3位以下は、昨年4位の第一三共と、同3位のアステラス製薬の順位が逆転したほかは去年と同じだった。この両者は、2007年以降、毎回順位が入れ替わっている。

 武田薬品工業は、1位の座は維持したものの、昨年の280.6ポイントから261.2ポイントと大きくスコアを減らした。同様に、4位のアステラス製薬(ポイントは219.8から199.4)、10位の大塚製薬(ポイントは141.2から131.1)も大幅にスコアが減少した。

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