男性なら前立腺疾患、女性なら子宮疾患のように、男女で特有の病気は色々あります。ただ、男女ともにかかる可能性がある疾患について、性差を比較したデータはそれほど見かけません。そこで今回は、疾患の受療率に関する男女差を探ってみたいと思います。
スペースにも限りがありますので、今回は、皆さんがご存知の代表的な疾患のほか、ICD10小分類の受療率上位300疾患の中で男女差が40%以上あったもの中から、筆者の独断でいくつかの疾患を選んでご紹介します。
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著者プロフィール
木村真也(株式会社日本医療データセンター社長)●きむらしんや氏。1981年京都産業大学卒。大手外資系製薬会社マーケティング部長、CROバイスプレジデントなどを経て、2002年に日本医療データセンターを設立。
連載の紹介
レセプトを読み解く
日本医療データセンター(JMDC)では、複数の大手健康保険組合からのレセプトや健診データを基に、様々な分析を行ってます。1000万件を超える膨大なデータから、同社社長の木村氏が、医療の「今」を探ります。
この連載のバックナンバー
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2012/06/11
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2012/04/16
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2012/02/16
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2011/12/22
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