10月28日に発表された2010年度の医師臨床研修マッチングの結果によると、大学病院にマッチした学生は47.9%で、昨年度の49.7%から1.8ポイント下落。結局、市中病院が6年連続で大学病院を上回る結果となった(関連記事:2010.10.28「大学回帰は起こらず、市中病院が“6連勝”」 )。
大学病院本院の定員充足率は平均で74.5%。充足率が100%だったのは、東京医科歯科大、名古屋市大、京都府立医大、大阪医大、近畿大、兵庫医大の6校で、関西勢の健闘が目立った(表1)。ただし、100%となった大学数自体は、昨年度の12校から半減している。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。