手足の関節、特に手の関節背側に腫瘍が出現するガングリオンは、良性の上、穿刺や手術でも再発のリスクがあるため、処置に迷うことが多い。では、現場では、どのように対応することが多いのか?
実際には、経過観察とする医師が多いものの、整形外科に紹介するケースも少なくなく、考え方が割れていることが分かった。これは、MedPeerが同社のサービスを利用する一般内科、一般外科、整形外科・スポーツ医学、形成外科、小児外科の医師にインターネット上でアンケートを行った結果。
最も多かった回答は、「病態をよく説明し、経過観察とする」で25.7%。「有症ならば穿刺するが、原則は経過観察」(50代、一般内科)、「無処置で十分。この程度の疾患にむやみに医療行為を行うべきではない」(50代、一般内科)といったコメントが見られた。
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著者プロフィール
MedPeer(メドピア)●日経メディカル Onlineとメドピア(株)が共同運営する医師向けコミュニティーサイト。著名臨床研修指定病院との連携によるオンライン症例検討、薬剤に関する口コミ評価、各種のアンケートなどを実施。
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医師が医師のために運営する日本最大の医師限定掲示板「MedPeer」。同サイトが医師向けに実施している様々なポスティング調査の中から、タイムリーで興味深い内容のものを、ピックアップして紹介します。
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