日経メディカルのロゴ画像

医師とメディアの相互不信を解く一助となるか?
医師とジャーナリストによる「メディアドクター研究会」が発足

 11月6日、メディアドクター研究会は都内で、発足記念となる研究会を開催した。同研究会は「日本におけるメディアドクター」活動の実施が目的だ。メディアドクターとは、個別の医療記事について、その記事が十分なエビデンスに基づくものなのか、公正に伝えているかを評価しようという試みで、既にオーストラリアやカナダ、米国などで行われている。

 同研究会では2007年より医師ジャーナリストが集まり、メディアドクターの試行を続けてきた。これまで16回にわたり記事の検討を行い、日本版の評価項目などを作成。会の正式発足により、メディアドクター活動の発展・拡大を目指す。幹事長は渡邊清高氏(国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報・統計部室長)が、副幹事長は西田博氏(東京女子医大心臓血管外科講師)と保坂隆氏(東海大精神科教授)が務める。

この記事を読んでいる人におすすめ