今、この国の医療関係者が直面している閉塞感の根幹は、 医療の“もこもこ感”を理解し難い医療外の人との間の認識のズレにあるような気がします。本質的には、常に未完成でケース・バイ・ケースの対応が求められる医療に対し、外部から、マニュアル化や効率化、適応のルール化などを過度に求められることに対する違和感と言ってもいいかもしれません。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
連載の紹介
昭和大元教授「手取屋岳夫の独り言」
「最近の日本の医療って、ちょっとおかしくない?」…と愚痴は出るものの、医師という仕事はやっぱり素晴らしい!一外科医として、大学教授として、教育者として感じた喜び・憤り・疑問などを、時に熱く、時には軽〜く、語ります。
この連載のバックナンバー
2012/03/22
2011/12/12
2011/11/07
2011/09/21
2011/08/24