蝸牛から聴皮質に至る感覚神経系の障害により、聴力低下を起こす感音難聴。蝸牛有毛細胞の機能障害などによって、聴取能力が低下する。今日まで原因が解明されておらず、根本的な治療法はない。
感音難聴は小児でも成人でも見られる。小児はほとんどが先天性で、成人は騒音などの労働環境や高血圧、動脈硬化などの要因があるが、遺伝背景により30~40歳ころに症状が突然表れることもあるという。
日経メディカル臨時増刊 unmet medical needs特集転載
日経メディカル臨時増刊 unmet medical needs特集転載 Vol.13【感音難聴】残存聴力を生かす人工内耳を挿入感音難聴患者の1割に適応
2011/01/12
二羽はるな=日経メディカル新規に会員登録する
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