急性期脳梗塞治療用デバイスとして、血栓を物理的に回収するデバイス「Merciリトリーバルシステム」が、2010年10月に保険収載され、実臨床で使用できるようになった。同デバイスは、t-PA療法の適応外や無効の患者が基本的に使用の対象となるが、t-PA療法が効きにくいと予想される患者に第1選択として使用することを計画する医師も出てきた。
特集●“3時間の壁”を超える脳梗塞診療
特集●“3時間の壁”を超える脳梗塞診療 Vol.3
血管内治療用デバイスが第1選択となる場合も?
t-PA療法との新たな使い分けを現場は模索
2011/01/28
小板橋律子=日経メディカル
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