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“甘い情報分析、遅い基本方針転換”の現場を見た!

2011/01/31

「今後の医学部入学定員の在り方等に関する検討会第2回」の様子。左側手前から2番目が筆者。

 先日このブログでご紹介した「今後の医学部入学定員の在り方等に関する検討会」が、1月28日(金)の午後2時から4時半まで、文部科学省で開催されました。今日は、ヒアリングを受けた立場から、印象に残った部分を速報します。

 当日は、文科省に入るために、まず建物の入り口で警備員から厳重なチェックを受けました。会場となった東館3F1特別会議室には開始30分前に到着。検討委員メンバーや多くの報道関係者が続々と入場する中、このようなチャンスは二度とない、現場の勤務医として精一杯医師不足の現状を訴えようと気合いが入りました。

著者プロフィール

本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。

連載の紹介

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。

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