小児用7価肺炎球菌ワクチン(商品名プレベナー)やインフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン(同アクトヒブ)などの接種後の死亡例が相次いで報告された件について、厚生労働省は2011年3月8日、専門家を交えた検討を行った。ワクチン接種と死亡との因果関係については究明に至らず、両ワクチンの接種見合わせは当面継続することになった。
議論を行ったのは、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会および子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会。3月2日から7日までに報告された、上記2種のワクチンのいずれかまたは両方を接種した後に死亡した乳幼児5人(表)について検討が行われた。
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