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風邪の女性患者に子宮頸癌検診を薦めたワケ
日常診療を予防医学にどうつなげるか?

2011/04/01

 今日も朝から、予約の患者さんに交じり、急病の方がやってきます。家庭医療クリニックには、風邪、胃腸炎、湿疹、腰痛や頭痛、不眠や性器出血まで、実に様々な問題を抱えた患者さんが、大勢駆け込んできます。

著者プロフィール

小嶋 一(手稲家庭医療クリニック院長)●こじま はじめ氏。2000年九大卒。沖縄県立中部病院などを経て03年渡米。ピッツバーグ大学関連病院勤務。米国家庭医療専門医、公衆衛生学修士。08年手稲渓仁会病院。09年より現職。

連載の紹介

【臨床講座】家庭医の作法
どんな時でもまずかかってもらえる医者、それが「家庭医」。住民には心強い存在であり、医師不足対策への処方せんにもなり得ます。本連載では、実例などを盛り込みながら、家庭医の果たすべき役割を考えていきます。

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