外来高血圧患者の降圧目標達成率は、回答者平均で63.4%であり、循環器内科に限ると平均66.9%であることが分かった。日経メディカル オンラインが会員医師を対象に実施した「高血圧治療に関する調査2010-2011」で明らかになった。
調査は、日経メディカル オンラインが会員医師を対象に2010年12月9日から20日まで実施、計891人から回答を得た。回答者の内訳は、循環器内科25.9%、その他の内科41.9%、その他の診療科31.3%、無回答0.9%だった(回答者のプロフィールは文末参照)。
調査ではまず、降圧目標の達成率に焦点を当て、「外来高血圧患者の降圧目標達成率」「自院の降圧目標達成率の評価」「最も達成率が低いと感じる合併症」「治療抵抗性高血圧の患者の割合」「コントロール不良高血圧患者割合」などを尋ねた。
その結果、外来高血圧患者の降圧目標達成率は、回答者平均で63.4%となった。60~70%が26.0%で最も多く、70~80%が25.5%、50~60%が21.0%で続いた(図1)。
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