2月7日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、2020年度診療報酬改定案の答申が行われ、詳細項目が明らかになった。医師の働き方改革に関しては、2024年4月から始まる時間外労働の上限規制適用を見据え、医師の労働時間短縮への取り組みを評価する項目が盛り込まれた。
この分野における報酬改定の目玉になるのが、院内のタスクシフト・シェアを評価する各種項目。看護職員夜間配置加算(一律10点引き上げ)や急性期看護補助体制加算(一律30点引き上げ、表1)、夜間急性期看護補助体制加算(一律30点引き上げ)、看護補助加算など、コメディカルを手厚く配置すれば算定できる報酬を引き上げる。
シリーズ◎2020診療報酬改定
シリーズ◎2020診療報酬改定【働き方改革】医師・看護師からのタスクシフトを強力に推進看護補助者・医療秘書の配置で数百~数千万円規模の報酬増
2020/02/07
江本 哲朗=日経メディカル新規に会員登録する
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